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住宅用火災警報器の奏功事例

住宅用火災警報器の奏功事例

 平成21年6月1日からすべての住宅で住宅用火災警報器の設置が義務化され、多くのご家庭に住宅用火災警報器が設置されています。この効果が、奏功事例として多数報告されていますので、その一部をご紹介します。
 大切な命を守るために、住宅用火災警報器を必ず設置してください!

住宅用火災警報器が早く気付き、火災発生または拡大に至らなかった事例

  • 家主(60歳代男性)が、調理のため天ぷら鍋をガステーブルにかけたまま、台所の隣にある理容室でテレビを見ていたところ、台所から物音がすると同時に台所と居間の間の天井に設置してあった住宅用火災警報器が鳴動したため、確認すると天ぷら鍋から出火し炎が天井まで達している状態であった。
    家主が天ぷら鍋に足拭きマット等を被せたのち、119番通報をしたもの。
    住宅用火災警報器によって早期発見につながり焼損程度を部分焼でとどめることができた。
  • 幼い兄弟が押入れの中で、ライターを使い、ティッシュを燃やして火遊びをしていた。その火が押入れに置いていた衣装ケースのプラスチック製の蓋と枕に燃え移り、住宅用火災警報器が鳴動した。
    別室にいた母親が警報音に気付き、台所で水道水を洗面器に汲み消火したため延焼拡大に至らず、幼い兄弟も怪我なく無事であった。

隣人等が警報音に気付き、火災発生に至らなかった事例

  • 木造2階建て専用住宅において、家人(74歳女性)が筍を煮込むためガスコンロに鍋をかけていたところ、忘れて外出。リビングの壁に設置していた住宅用火災警報器が鳴動したもので、近所の住人達が鳴動音に気付き、開いていた窓から屋内に進入、ガスコンロのスイッチを切断し、119番通報したもの。
    鍋内の内容物の炭化。非火災(火災に至らず)。
  • 新聞配達員が就業中、共同住宅1階付近にて住宅用火災警報器の鳴動音に気付き、1階102号室の玄関ドアを叩いたところ、居室内より居住者が避難し、新聞配達員が消防へ通報した。
  • 散歩に行こうとしていた同じ建物の住人が、部屋から煙が出ているのに気付いたと同時に、住宅用火災警報器の警報音を確認した。
    出火住戸の家人(84歳)に知らせようと呼び鈴を鳴らしたが、応答がなく、ベランダに回ると台所から火が出ているのが見えたので119番通報を行った。
    その後鍵を開け、寝室で寝ていた家人を起こして屋外に救出したもの。

住宅用火災警報器が火災に早く気付き、命をとりとめる事ができた事例

  • 午前2時40分頃、木造2階建ての住宅の1階から出火し、全焼した。
    出火当時、火元家人夫婦の妻(75歳)は1階、夫(78歳)は2階で就寝中に妻が2階階段に設置していた住宅用火災警報器の警報音で目が覚め、2階で寝ていた夫を起こし、2人で避難し、無事だったもの。

悪質な訪問販売に注意しましょう!!


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